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弦楽器の入門編
2015.10.29
●絃楽器メンテナンスの基本
・つめは短く切る。
・楽器を弾く前に必ず手を洗う。
・照明が強い所、乾燥した所は要注意。
(理想的な湿度は55%前後で、人間にとっても心地よい)
・弾き終わったら、絃・楽器・弓に付着した松脂を拭き取る。
(絃はティッシュ等で他は楽器専用クロスで)
・楽器ケースの中にコットンの布を入れておかない。
(天然素材は湿気を保ち、駒が曲がったり、絃が切れたりする原因となる)
・チューニングの後、必ず駒を真直ぐに戻す。
以上が常に心がけていただきたいことです。
爪が長いと絃を押さえ切れなかったり、楽器や弓を傷つけてしまいます。 手の油汚れは松脂が付着しやすく、また絃の消耗を早めます。 絃に着いた松脂を拭いた後、同じクロスで楽器を拭きますとかえって松脂を伸ばしていることになります。 楽器は乾いたクロスで、乾拭きすることで十分です。駒についてはちょっとしたコツが必要です。お尋ねください。
以上の事を、定期的にチェックしていただくと完璧です。 専門的なものも多く、なかなか難しいと思いますので、楽器をもって遊びにいらしてください。常に点検している楽器は健康状態良好で、良く響いてくれます。 ある日突然音が鳴らなくなった。。ということは珍しく、徐々に響かなくなっていくので 気がつきにくいのですが、定期的にチェックすることで、良い状態に保つことが可能です。トライしてみましょう。
● D.I.Y! EXCHANGEING STRINGS
実践として、一番頻度も多く身近なことは、絃を張ることです。多くの初心者の方は、調絃をしていて引っ張りすぎ(オーバーチューニング)、 絃を切るという経験をするでしょう。皆さんのケースの中に予備絃としての1セットを入れておいてください。そして絃の巻き方も習得しておいてください。絃にも巻き方があります。
まずは基本的な絃の巻き方をご紹介しましょう。