REPAIR・RESTORATION(修理・修復)

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修理・修復について

楽器の素材は木製です、日本のように四季豊かな国では良い状態を維持していくことは容易ではありません。弓の毛替等も含めて定期的なメンテナンスや調整が必ず必要です。音に疑問を感じたらお気軽にご相談ください。楽器のポテンシャルを120%引き出す事を心がけています。

  1. 修理・修復について1

    厳選された馬毛を使い、消耗した弓毛を交換します。

  2. 修理・修復について2

    楽器のサウンドの要である魂柱や駒をフィッティングしていきます。

  3. 修理・修復について3

    楽器の割れた部分に内部より補強材のパッチを充てた後、もとの状態へと作業を進めていきます。

主な修理価格

※税別表示になります。

VnVaVcBass
毛替え ¥5,000 ¥5,000 ¥6,000 ¥8,000
¥8,000 ¥8,000 ¥9,000
ペグ交換(4本)    ¥20,000 ~    ¥20,000 ~    ¥40,000 ~ -
指板削り ¥10,000 ¥10,000 ¥15,000 ¥20,000
駒立替    ¥12,000 ~    ¥14,000 ~    ¥18,000 ~    ¥25,000 ~
魂柱交換 ¥12,000 ¥14,000 ¥18,000 ¥25,000
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工房風景

  • 工房風景1
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~ 常に心がけていただきたい事 ~絃楽器メンテナンスの基本

  • ●つめは短く切る。
  • ●楽器を弾く前に必ず手を洗う。
  • ●照明が強い所、乾燥した所は要注意。
    (理想的な湿度は55%前後で、人間にとっても心地よい)
  • ●弾き終わったら、絃・楽器・弓に付着した松脂を拭き取る。
    (絃はティッシュ等で他は楽器専用クロスで)
  • ●楽器ケースの中にコットンの布を入れておかない。
    (天然素材は湿気を保ち、駒が曲がったり、絃が切れたりする原因となる
  • ●チューニングの後、必ず駒を真直ぐに戻す。

定期的にチェックしていただきたいこと

絃はいつ換えましたか? 絃には寿命があり、種類・各絃で違います。
響かないなと感じたら取替え時期です。
駒の脚が表板にピッタリと接していますか? 魂柱側から見て、駒のテールピース側が表板に対し垂直になるように。
駒の立っている位置がずれていませんか? 左右のバランス、F字孔・指板などから見る。
マークをつけるとわかりやすい。
ハイポジションを押さえる時、他のポジションより力を入れていませんか?フォルテで弾いた時、絃が指板にあたって雑音がありませんか? 駒が高く駒調整か、指板のそりの調整が必要です。
駒の溝に絃がくいこんでいませんか? 正しく振動が伝わらなかったり、和音がずれたりします。
駒の頭を調整、あるいはフィルムを張ることで解消します。
ペグはスムーズに動きますか?止まりますか? きちんと調絃するために
市販のクリーニングオイルで楽器がべたべたではありませんか? クリーニングオイルには研磨剤が入っています。
強く磨きすぎるとニスを剥がし、べたべたは汚れ、埃、松脂を付着させます。
雑音がありませんか、特に低音部で。 どこか剥がれていませんか?クラック(割れ)がありませんか?

以上の事を、定期的にチェックしていただくと完璧です。専門的なものも多く、なかなか難しいと思いますので、楽器をもって遊びにいらしてください。常に点検している楽器は健康状態良好で、良く響いてくれます。ある日突然音が鳴らなくなった。。ということは珍しく、徐々に響かなくなっていくので気がつきにくいのですが、定期的にチェックすることで、良い状態に保つことが可能です。トライしてみましょう。

日頃の弓の手入れについて

弓の保護といえば、皮があります。弓を持つ右手親指がちょうど皮の所に当たると思いますが、人それぞれの持ち方があり、一概には言えませんが、親指の爪で皮が削られていきます。皮はラッピングと呼ばれる、銀糸・銀線のまかれた部分と皮の部分があります。重さのバランス調整でもありますが、特に皮は保護のために巻かれています。古い弓でえぐるように木部が削れている弓があります。少々ぐらいですと皮巻きで補修できますが、広範囲あるいは深い場合はセラックなどで補修しますが、中には新しい弓材で継いでいる場合もあります。たかが爪と思わずに、爪を切ることはもちろんですが、皮が削れてきたら巻き直してください。
その他にも、いくつか定期的な点検を行って頂きたい事があります。

  1. 演奏を終えた後スティックとフロッグをクロスで拭いていますか?

    松脂の蓄積は、酸化・汚染で絃やグリップへの障害です

  2. 松脂は均等に塗っていますか?

    松脂の厚い部分はそれだけで摩擦が多くなり弓にとってストレスです。

  3. 必要以上に毛を張っていませんか?

    弓自身の能力以上に張ることは弓にとってダメージです。
    少なすぎるのは絃を摩損することになります。弓の能力を見極めて下さい。

  4. 毛替えをしていますか?

    日本では季節に合わせた毛の張り方が好ましいのですが、最低年2回は必要です。擦り切れて毛の量が不十分でしたら毛の寿命が来ています。一方だけで弾いていますと弓が曲がる原因になります。)

  5. 毛の状態を注意していますか?

    毛が伸びきった状態は弓に強いストレスを与えています。またフロッグも引っ張られて内部のスクリューのメスねじが切れる原因となります。

  6. ケースに収めるとき毛の張りを緩めていますか?

    弓の寿命を縮めています。ストレスから開放してあげましょう。

  7. ラッピングがはがれる・きれていませんか?

    銀線や銀糸での巻きは、飾りと共に重さをコントロールしています。手元の皮は弓本体を保護しています。親指の爪があたり、削られたままにしておくと次は木部です。早めに取り替えて下さい。